ニュース 商業・サービス 作成日:2020年6月10日_記事番号:T00090444
コンビニエンスストア大手、全家便利商店(台湾ファミリーマート)が9日発表した5月の連結売上高は前年同月比14.1%増の73億1,000万台湾元(約270億円)と、過去最高を更新した。新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着いた5月に実施したキャンペーン▽会員に金・土・日曜に500元消費で200元還元▽悠遊カード(イージーカード)払いなら200元消費につき20元引き──が功を奏した。10日付経済日報が報じた。
鮮食(調理済み食品)の売上高は前年同月比10%増加した。台湾料理の高級レストラン「山海楼」や、台湾鉄路(台鉄)とコラボレーションした新商品が好調で、電子レンジで温める弁当類の売上高が約20%増加した。
5月1日に発売した、紫色のソフトクリームに緑色のコーンで目を引く仙人掌(サボテン)ソフトクリーム(39元)も人気だった。
年間800万個売れたこともあるパンケーキ「極鬆餅」シリーズは4月20日に▽経典蜂蜜、35元▽大納言紅豆(小豆餡)、35元──を投入したところ販売量が倍増、6秒に1個売れる人気となった。翌週▽榛果巧克力(ヘーゼルナッツチョコレート)、35元▽香醇鬆餅皮(餡なし)、28元──を投入した。
1~5月の売上高は前年同期比9.3%増の336億400万元だった。店舗数は3,658店と、前年同月比252店純増だった。
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