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韓高雄市長、リコール無効訴訟は「ない」


ニュース 政治 作成日:2020年6月10日_記事番号:T00090451

韓高雄市長、リコール無効訴訟は「ない」

 6日の住民投票で賛成の圧倒的多数でリコール(解職請求)が成立した韓国瑜高雄市長(国民党)は9日、「民意を尊重し、いかなる訴訟も起こさない」とフェイスブック(FB)で表明し、リコール無効を求める訴訟を提起しない考えを示した。これにより、12日までに公告される見通しの韓市長の失職から3カ月以内(9月12日以前)に市長選挙が実施されることが確実となった。10日付聯合報などが報じた。

/date/2020/06/10/17han_2.jpg罷免が決まった韓市長(中)は9日午前の最後の市政会議の後、「卒業写真」に納まり、支持者に手を振って感謝を示した(9日=中央社)

 高雄市長選への立候補には投票日の4カ月前から高雄市に戸籍があることが求められる。これから戸籍を移しても参戦することは不可能なため、一部で取り沙汰されていた国民党主席の江啓臣氏、前新北市長の朱立倫氏、高雄市副市長の李四川氏は立候補できない。国民党内の一部からは候補者を立てない方がましとの声も出ているが、新北巿の侯友宜市長(国民党)は、国民党は全力で迎え撃つと否定した。

 李四川氏は9日夜、FBに、高雄市副市長の辞意を表明した。

 一方、民進党からは行政院副院長の陳其邁氏が立候補することが有力視されている。