ニュース 政治 作成日:2020年6月10日_記事番号:T00090453
台湾との関係強化に動いているチェコのミロシュ・ビストルジル上院議長は9日、8月30日から9月5日まで台湾を訪問すると発表した。財界代表団や科学者も同行する。自由時報電子版が伝えた。
チェコは憲法上、上院議長が大統領に次ぐ地位にあるだけに、台湾外交にとっても大きな成果となる。台湾外交部は歓迎の意を表明し、「議長の訪問が台湾とチェコの議会間交流やさまざまな協力に役立つ」と指摘した。
これに先立ち、チェコ上院は5月20日、賛成50、反対1の圧倒的多数で議長訪台への支持を決議。議長本人も台湾からのマスク寄贈に感謝し、台湾が世界保健機関(WHO)に加盟することに支持を表明するなど、台湾支持の姿勢を明確にしていた。
背景にはチェコと中国の関係が冷え込んでいることがある。昨年には首都プラハが北京市との姉妹都市の協定を解消し、新たに台北市と姉妹都市協定を結んだ。
今年2月に訪台を計画していたヤロスラフ・クベラ前上院議長が1月に急死。その後、在チェコ中国大使館がクベラ氏の訪台をけん制し、チェコ企業を脅迫する内容の書簡を送っていた事実が明るみに出て、チェコ政界で中国への反発が高まっていた。
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