ニュース 電子 作成日:2020年6月11日_記事番号:T00090466
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が10日発表した5月連結売上高は前月比2.3%減、前年同月比16.6%増の938億1,900万台湾元(約3,400億円)だった。前月比で2カ月連続の減少となり、単月ベースで今年2番目に低かった。米国政府の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)に対する規制強化を受け、5月15日よりファーウェイ傘下のIC設計大手、海思半導体(ハイシリコン)からの新規受注を停止した影響だ。11日付経済日報などが報じた。
1~5月の連結売上高は5,004億1,800万元で、前年同期比33.9%増加した。
TSMCが6月に出荷する製品には、ハイシリコンから規制強化前に緊急受注があった16ナノ・7ナノメートル製造プロセス製品や、アップル、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)、エヌビディアなどの7ナノ製品が含まれ、出荷のピークを迎えるとみられる。証券会社は、6月の売上高は1,132億~1,222億元と単月ベースで過去最高を更新し、第2四半期の売上高目標、前期比2.4%減~0.5%増を達成するとの見通しを示した。
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