居酒屋大手、ワタミは11日、和牛を高コストパフォーマンスで提供する焼き肉食べ放題店「上村（かみむら）牧場」を年内に、台北駅構内の駅ナカ商業施設、微風台北車站（ブリーズ台北ステーション）でオープンする計画と発表した。
回転ずし店のような特急レーンを使用し、新型コロナウイルス対策を視野に、非接触型で料理を提供できる（ワタミリリースより）
上村牧場は食肉大手のカミチクグループ（鹿児島市）との合弁会社が運営。５月16日に東京都大田区に１号店をオープンし、Ａ４ランクの薩摩牛を含めた食べ放題コースなど2,980～3,980円（税別）を提供し、ファミリー層を中心に利用されている。ワタミファームのオーガニック野菜を使用したサラダなどサイドメニューも充実している。今月23日に大阪府守口市、年内に台湾とベトナムに新規出店する計画だ。2021年の北米出店も検討している。
ワタミは、日本が誇る和牛がもつポテンシャルを国内外に広く伝えたいと説明した。
