ニュース 電子 作成日:2020年6月15日_記事番号:T00090510
半導体大手各社が極端紫外線(EUV)技術を採用した先進プロセスの生産能力拡充を進める中、関連設備や材料サプライヤーの受注が大幅成長している。EUV設備モジュールを受託生産する帆宣系統科技(マーケテック・インターナショナル、MIC)とEUVポッドの家登精密工業(Gudengプレシジョン・インダストリアル)は、受注が下半期まで満杯となっている。15日付工商時報が報じた。
MICは、5月末の手元の受注額が224億台湾元(約810億円)と過去最高で、下半期までの業績に反映される見通しだ。
証券会社は、家登精密工業の6月売上高は3億元を突破して過去最高となると予測した。同社はEUVポッドのほか、▽検査機▽クリーナー▽ストッカー──などEUVプロセスの関連製品も供給しており、下半期の力強い成長が予測されている。
ファウンドリー最大手の台湾積体電路製造(TSMC)は、EUVリソグラフィー技術による7ナノメートルプロセス強化版(7ナノプラス)と5ナノプロセスの生産能力を拡充している。韓国のサムスン電子はEUV生産ラインに設備投資を行い、ファウンドリー業務とDRAM生産を支援する。SKハイニックスはEUVプロセスによるDRAM量産開始を前倒ししている。インテルはEUV技術採用の7ナノプロセスが来年量産を開始する。
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