ニュース 電子 作成日:2020年6月15日_記事番号:T00090511
ファウンドリー大手、聯華電子(UMC)が米メモリー大手、マイクロン・テクノロジーからDRAM関連の企業秘密を盗み出したとして、営業秘密法違反の罪で2017年に起訴された裁判で、一審の台中地方法院(地方裁判所)は12日、UMCに罰金1億台湾元(約3億6,100万円)、UMC元従業員の戎楽天被告に懲役6年6月と罰金600万元、何建廷被告に懲役5年6月と罰金500万元、王永銘被告に懲役4年6月と罰金400万元を言い渡す判決を下した。UMCは上訴すると表明した。13日付経済日報が報じた。
台中地方検察署によると、UMCは中国の福建省晋華集成電路(JHICC)と合弁で32ナノメートル製造プロセスを使ったDRAMを生産するため、マイクロンの技術を必要としたことから、マイクロンの社員だった何、王被告を高待遇で引き抜き、関連技術を盗み出させた疑いなどが持たれている。
UMCは、関連の技術は2年以上かけて自社開発した技術を基礎とするもので、研究開発(R&D)の記録も残っており、営業秘密法に違反しないと主張した。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722