ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年6月15日_記事番号:T00090517
バイク最大手、光陽工業(KYMCO、キムコ)の柯俊斌執行長は12日、今年の台湾市場全体のバイク販売台数の見通しを前年比5%増の93万台へと、昨年末に示した85万5,000台から上方修正した。新型コロナウイルス感染症流行のバイク販売への影響が比較的小さかったほか、政府の補助金政策で、第7期排ガス規制基準の適合車種への買い替えが好調なためだ。13日付工商時報が報じた。
柯執行長は、第7期排ガス規制基準適合の製品をいかに早く投入するかが今年の勝敗を分けると語った(12日=中央社)
同社の今年の台湾でのバイク販売目標は前年比5%増の31万5,000台で、21年連続のシェア首位を目指す。
柯執行長は、第7期排ガス規制基準の適合車種の販売台数は急増していると指摘。6月には第6期排ガス規制基準の適合車種を上回り、年末には60~75%に達すると予想した。
輸出について柯執行長は、主力市場である欧州や東南アジア、中南米などが新型コロナウイルスで打撃を受けていると指摘した。欧州の都市封鎖措置で受注が2カ月間ほぼストップした影響で、今年の販売が前年比2割減少すると予測した。
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