ニュース 電子 作成日:2020年6月16日_記事番号:T00090537
緯創資通(ウィストロン)傘下のサーバー大手、緯穎科技服務(Wiwynn)の林憲銘董事長は15日、今年は新型コロナウイルス感染拡大により不確実性が高まったが、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)やオンライン授業向けの需要が急増した上、5月からサプライチェーンが安定してきているとして、下半期の業績は上半期より良くなるとの見通しを示した。16日付自由時報が報じた。
同日行われた緯穎科技の役員改選で新たな独立董事(社外取締役)として、かつて南亜科技(ナンヤ・テクノロジー)の総経理などを歴任し「台湾DRAMの父」と呼ばれた、中国の国有半導体大手、紫光集団の高啓全グローバル執行副総裁が就任した。中国市場の開拓を強化するためとみられている。
緯穎科技の洪麗甯総経理は、現在の中国顧客向けの割合は約1%と説明した。エッジコンピューティング関連で新製品の開発を進めているが、価格競争の激しい汎用(はんよう)サーバーには参入しないと明らかにした。緯穎科技の主要顧客は▽フェイスブック(FB)▽マイクロソフト(MS)▽アマゾン・ドット・コム──などで、米国顧客向けの割合は9割以上だ。
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