ニュース 電子 作成日:2020年6月17日_記事番号:T00090558
サプライチェーン関係者によると、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は、アップルがタブレット端末「iPad」とノートパソコン「MacBook」の次世代製品に搭載するプロセッサー「A14X」を受注し、第4四半期に5ナノメートル製造プロセスで生産を開始するようだ。TSMCの5ナノは9月以降発売とされるスマートフォン次世代製品、iPhone12に搭載するプロセッサー「A14」も受注しており、第4四半期に計画する月産能力約6万枚は全てアップル向けに充てられる見通しだ。17日付工商時報が報じた。
TSMCは近くA14の本格生産に入り、第4四半期のウエハー投入枚数は月間4万枚以上に達するようだ。さらにA14Xの生産も開始することで、TSMCの5ナノは第4四半期もフル稼働が続くとみられている。
TSMCの5ナノを巡っては、米国政府の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)に対する規制強化によりハイシリコンからの受注ができなくなり、第4四半期の生産能力に余剰が生まれると予想されていた。
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