ニュース 電子 作成日:2020年6月17日_記事番号:T00090559
液晶パネル大手、群創光電(イノラックス)の楊柱祥総経理はこのほど、スマート型物流ソリューションを顧客に提供していると明らかにし、今後も積極的にオートメーション化ソリューションやコンピューター統合生産(CIM)、製造実行システム(MES)サービスの提供に取り組んでいく考えを示した。17日付工商時報が報じた。
イノラックスは2012年のタッチパネル一貫生産のオートメーション化を進めて以降、人工知能(AI)、ビッグデータ分析を導入した生産の自動化に取り組み、40億台湾元(約145億円)の資金を投入。15年の人件費削減が70億元に達したほか、生産上の問題解決のスピードアップ、歩留まりや生産効率の向上を実現した。19年には作業員や照明を必要としない工場「ゼロタッチ」を開設した。
こうした自社内に蓄積された生産自動化に関する経験を基に、顧客への自動化設備を含むスマート型物流ソリューションの提供を開始し、人件費削減などに貢献しているとした。
楊総経理はこの他、半導体のパネルレベルパッケージング(PLP)業務に参入するとの方針を示した。
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