ニュース 電子 作成日:2020年6月17日_記事番号:T00090560
発光ダイオード(LED)メーカーの光磊科技(オプトテック)は16日に株主総会を開催し、董事改選(役員改選)で、市場派の大三得光電(サンライト・エレクトロニック)が最高票を得て董事1席を獲得した。董事会は開かず、新任の董事長は決まっていない。会社派の大株主、台湾日亜化学は、営業秘密に触れる可能性があるとして、日本本社に報告し、オプトテックとの提携を続けるか検討すると表明した。17日付経済日報などが報じた。
オプトテックへの台湾日亜化学の出資比率は5.72%、日亜化学工業の出資比率が2.91%。売上高の1割を日亜化学工業からの受注が占めている。
オプトテックは台湾初のLEDチップメーカーで、経営が低迷した2005年に日亜化学工業などからの出資を受け入れ、技術や特許で支援を受けてきた。同社は、日亜化学工業と共同開発中の案件も多く、今後ミニLEDやマイクロLEDなど次世代ディスプレイ技術でも提携関係を深めたいと表明した。
新董事名簿には、サンライト代表として英伍社、台湾日亜化学の戴圳家総経理などが加わった。台湾日亜化学を代表する2席などは続投する。
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