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ファーウェイのスマホ量産延期か、台湾サプライヤーに打撃も【表】


ニュース 電子 作成日:2020年6月18日_記事番号:T00090584

ファーウェイのスマホ量産延期か、台湾サプライヤーに打撃も【表】

 18日付経済日報が日経アジアンレビューの報道を基に伝えたところによると、中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)は、一部の部品メーカーに対し、スマートフォン旗艦機種新製品の量産開始を少なくとも1~2カ月延期すると通知したもようだ。米国によるファーウェイに対する輸出規制強化が理由とみられ、半導体チップを受託生産する台湾積体電路製造(TSMC)やカメラレンズを供給する大立光電(ラーガン・プレシジョン)、ガリウムヒ素(GaAs)ファウンドリーの穏懋半導体(ウィン・セミコンダクターズ)など台湾メーカーへの打撃が懸念されている。

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 ファーウェイに対する米国の輸出規制強化の対象には、同国製の装置を使用して製造した半導体も含まれる。

 サプライチェーン関係者によると、TSMCは既にファーウェイ傘下のIC設計大手、海思半導体(ハイシリコン)からの5ナノ、7ナノ、12ナノメートル製造プロセス製品の新規受注を停止した。ハイシリコンは事前に、7億米ドル分をTSMCに発注。TSMCにとって上半期で最大の顧客となっている。