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京城銀行が身売り検討、米投資銀行が仲介か


ニュース 金融 作成日:2007年6月4日_記事番号:T00000906

京城銀行が身売り検討、米投資銀行が仲介か

 2日付工商銀行が外資金融筋の話として伝えたところによると、台湾中南部を地盤とする京城商業銀行(旧台南区中小企業銀行)は、米国の投資銀行を通じ、経営譲渡先を模索しているもようだ。条件は1株当たりの譲渡価格10台湾元以上とされ、全面的な株式譲渡も視野に入れているという。同行幹部はコメントを避けている。

 同行は昨年、京城建設の出資に伴い現行名に改称。呂桔誠前財政部長(財務相)が董事長を務めている。しかし、他の地方銀行と同様に融資が伸び悩むなど、経営環境は厳しい。このため、同行に70%以上を出資する京城建設の蔡天賛董事長が経営権譲渡を打診したとみられる。