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高雄市長選、民進党が陳其邁氏擁立


ニュース 政治 作成日:2020年6月18日_記事番号:T00090600

高雄市長選、民進党が陳其邁氏擁立

 韓国瑜前市長のリコール(解職請求)成立による失職に伴い8月15日に投票が行われる高雄市長選挙に、民進党から陳其邁氏(55)が行政院副院長を辞職して出馬することが決まった。民進党中央常務委員会(中常会)が17日、陳氏の擁立を決定した。18日付自由時報などが伝えた。

/date/2020/06/18/17kaohsiung_2.jpg陳氏(右)。民進党主席の蔡英文総統(左)は、「最強の戦士、最適の候補者」と語った(17日=中央社)

 陳氏は会議後の記者会見で「準備はできている。既にある基礎の上で高雄を美しい未来へと導きたい。自分は唯一の人選だ」と決意を語った。陳氏は2018年の統一地方選で韓国瑜前市長に敗れた経緯があるだけに、今回の選挙は雪辱戦となる。

 逆風の中で選挙を迎える国民党の擁立候補は固まっていない。ただ、国民党の李乾龍秘書長は「複数の候補者がおり、全員が地方のオピニオンリーダーが推薦した人物だ」とし、出馬候補は国民党の党員でなければならず、政治素人は擁立しないと説明した。

 18日には、韓前市長の下で民政局長を務めた曹桓栄氏が出馬を表明した。党からの公認を得て出馬するのか注目されるが、曹氏は擁立されなかった場合は辞退する考えを示した。