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高級ホテル休業ラッシュ、FIHが懸念


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年6月19日_記事番号:T00090612

高級ホテル休業ラッシュ、FIHが懸念

 観光ホテル最大手、晶華国際酒店(フォルモサ・インターナショナル・ホテルズ、FIH)の潘思亮董事長は18日、政府の支援策により域内旅行は回復し始めているが、入境規制が解かれていないため、海外からの観光客とビジネス客が中心の台北市の高級観光ホテルはいまだに客室稼働率が平均2割以下で、近く休業が相次ぐ恐れがあると指摘した。19日付経済日報が報じた。

/date/2020/06/19/11hotel_2.jpg潘董事長は、クルーズ船のように飲食や娯楽が楽しめる「都市型レジャーホテル」へと、台北晶華酒店(リージェント台北)を転換すると述べた(18日=中央社)

 潘董事長は、同社は業界で落ち込みが最も小さく、同業他社では、例えば台北文華東方酒店(マンダリンオリエンタル台北)は宿泊営業を停止したと指摘した。

 潘董事長は、同社のレストラン事業とリゾートホテルは近く状況が改善する見込みだが、宴会事業の回復は第4四半期以降、大台北地区(台北市、新北市、基隆市)以外のホテルの回復は来年以降になる恐れがあると予想した。