免税店最大手の昇恒昌（エバーリッチＤＦＳ）は18日、台中国際空港と高雄国際空港（高雄小港空港）にある高級ブランド品や化粧品などの店舗の半数以上を６月30日で終了することを明らかにした。19日付経済日報などが報じた。
同社は、新型コロナウイルス感染症による入境制限が続き、出入境旅客数は前年同期の１％未満まで減少しており、空港内の免税店の売上高はほぼゼロになったと説明した。
同社は４月上旬に、同社が税金相当分を負担し、免税品並みの価格で購入できる電子商取引（ＥＣ）サイト「昇恒昌宅配網（エバーリッチ・トゥー・ホーム）」を開設した。
また、江松樺董事長と江建廷総経理は給与を受け取らず、幹部約500人も減給する。
