ニュース 電子 作成日:2020年6月19日_記事番号:T00090615
電子機器受託生産大手、緯創資通(ウィストロン)の林憲銘董事長は18日、当初は新型コロナウイルスの感染状況が7月に緩和し、景気はV字回復すると予想していたが、現在の状況から判断するとU字回復になりそうだとの見方を示した。景気がいつ上向き始めるかはまだ不明だが、L字型で推移することはないと予想した。19日付経済日報が報じた。
林董事長は、新型コロナウイルスは世界のサプライチェーンと地政学的リスクに変化をもたらし、グローバル展開するウィストロンも打撃を受けたと語った(18日=中央社)
林董事長は、新型コロナウイルス感染拡大に伴うテレワーク(リモートワーク、在宅勤務)とオンライン学習の増加により通信、クラウドサーバー関連製品の需要は強いが、コンシューマー向け電子機器の需要は弱く、早期のリベンジ消費(報復性消費、自粛の反動による購買意欲向上)を期待していると明らかにした。
林董事長はさらに、今後5~10年の需要を見据えて▽電気自動車(EV)▽自動運転車▽スマート医療▽スマート教育──などの新事業に注力し続ける方針で、今年は特にカーエレクトロニクス関連を強化すると表明した。
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