ニュース 電子 作成日:2020年6月20日_記事番号:T00090636
電子機器受託生産大手、和碩聯合科技(ペガトロン)の廖賜政執行長は19日、第5世代移動通信(5G)向け商機について、同社と顧客の準備は整っており、第3~4四半期の需要は全体として拡大するとの見通しを示した。20日付経済日報などが報じた。
廖執行長は、▽通信製品▽ゲーム機▽車載関連──などの新製品の需要は悪くなく、機能向上がある限り消費者は購入すると指摘した。
一方、通年で前年を上回るかは新型コロナウイルス感染症の流行状況次第との見方を示した。▽東京▽北京▽米国──といった大市場で感染症流行が続いているため、同社への影響が大きいと説明した。
海外工場について廖執行長は、生産開始から1年余りたつインドネシア工場での生産は順調で、ベトナム工場は来年初めに着工すると説明した。インド工場設置については引き続き検討を進める。来年の中国以外の生産能力の割合は10~20%に達する見通しだ。
童子賢董事長は、米中貿易戦争や新型コロナウイルスの影響がなくても、中国の国民所得向上を受け、サプライチェーンが中国国外に移転する傾向は続くとの見方を示した。
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