ニュース 金融 作成日:2020年6月20日_記事番号:T00090646
金融持ち株会社、新光金融控股(新光フィナンシャル・ホールディング、新光金)は19日、呉東進董事長が退任する人事を董事会で決議した。金融監督管理委員会(金管会)の承認を経て正式に決定される。20日付工商時報が報じた。
呉東進氏は新光集団の創業者、呉火獅氏の長男。1986年に呉火獅氏が他界後、グループ傘下の生命保険大手、新光人寿保険(新光ライフ・インシュアランス)などの経営を引き継ぎ、新光金を設立するなど34年間にわたってグループの発展に注力してきた。新光金の董事長退任後も新光人寿の董事長職は続ける。
新光金の次期董事長には許澎・元新光金副董事長が就任する。李紀珠副董事長は留任する。また、総経理には呉東進氏の次女で台湾新光商業銀行副董事長の呉欣儒氏が就任する。
呉東進氏は退任を決めた理由として、▽同級生である駱錦明・王道商業銀行(オーバンク)董事長も退任したためで、病気による早期引退ではない▽呉欣儒氏とは1親等の関係にあるため、自身が董事長を退任した方が金管会が求める法規制により合致できる──などと説明した。
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