ニュース 建設 作成日:2020年6月22日_記事番号:T00090654
昨年11月末に営業を終了した台北市松山区のショッピングセンター(SC)、京華城購物中心(リビング・モール)のビル取り壊し工事で20日午後3時ごろ、吹き抜け部分の8階の床(100平方メートル)が崩落した。1階で作業中だったブルドーザーを運転していた作業員が生き埋めとなり、がれきの撤去作業が進められたものの、午後11時前に作業員は息絶えた姿で見つかった。21日付自由時報などが報じた。
消防が重機でがれきを撤去しながらの捜索が行われた(20日=中央社)
事故発生を受けて台北市建設管理工程処は、建築法に基づき工事の停止を命じた。
京華城跡地には今後、19階建ての高級オフィス商業施設4棟の開発が予定されている。土地所有者の威京総部集団(コアパシフィック・グループ)は容積率を現在の560%から678%へ引き上げるよう求める行政訴訟を行っており、沈慶京董事長は同日、陳情のため台北市政府を訪れた。
この問題について台北市は同日、都市計画委員会・小委員会会議を招集し、威京集団から環境面、公益面におけるプランの提出を受けて、再検討することで合意した。
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