ニュース 電子 作成日:2020年6月22日_記事番号:T00090655
タッチコントローラーIC世界最大手の敦泰電子(フォーカルテック・システムズ)の胡正大董事長は20日、ディスプレイドライバとタッチコントローラーを統合したドライバ・コントローラー(IDC)チップの今年通年の出荷量は前年比14%増加し、1億セットを上回るとの見通しを示した。21日付経済日報が報じた。
胡董事長は、第3四半期に顧客の新製品が予定通り発売される見通しで、今後もIDCチップのシェア拡大が期待できると述べた。
この他、フォーカルテックはサムスン電子のウエアラブル(装着型)端末向けなどに有機EL(OLED)用ドライバICの出荷を開始している。今後はスマートフォン向けに注力する方針だ。
フォーカルテックは同日の株主総会で役員改選を行い、胡董事長の兄で立体構造トランジスタ(FinFET)技術開発者の胡正明・元台湾積体電路製造(TSMC)技術長が董事に就任した。技術開発、経営面での役割が期待されている。
台湾のコンサルティングファーム初のISO27001(情報セキュリティ管理の国際資格)を取得しております。情報を扱うサービスだからこそ、お客様の大切な情報を高い情報管理手法に則りお預かりいたします。
ワイズコンサルティンググループ
威志企管顧問股份有限公司
Y's consulting.co.,ltd
中華民国台北市中正区襄陽路9号8F
TEL:+886-2-2381-9711
FAX:+886-2-2381-9722