ワイズコンサルティング・グループ

HOME サービス紹介 コラム グループ概要 採用情報 お問い合わせ 日本人にPR

コンサルティング リサーチ セミナー 経済ニュース 労務顧問 IT 飲食店情報

台北市の店舗賃料、5年で24%下落【表】


ニュース 建設 作成日:2020年6月22日_記事番号:T00090656

台北市の店舗賃料、5年で24%下落【表】

 不動産仲介大手、永慶房産集団の統計によると、年初来の台北市の店舗物件の賃料は1坪当たり2,380台湾元(約8,600円)と、ピークだった2015年の3,160元から24.7%下落した。22日付工商時報などが報じた。

/date/2020/06/22/2shop_2.jpg

 新竹県市は937元と、ピークだった15年の1,263元から25.8%下落した。新北市は1,392元で、ピークだった15年の1,548元から10%下落にとどまった。

 この他の主要都市は、▽桃園市、929元(15年ピーク、1,142元)▽台中市、972元(19年ピーク、1,147元)▽台南市、923元(17年ピーク、1,028元)▽高雄市、935元(17年ピーク、1,061元)──と、軒並み1,000元を下回った。

 永慶房産の葉凌棋業務総経理は、新型コロナウイルス感染症の流行を受け、市民が外出や会食を控え、自炊や宅配デリバリーを利用するようになったため、レストランや小売店舗向け店舗物件の需要が低下していると分析した。

 6直轄市と新竹県市を合わせた七大都市圏の1~5月の賃貸募集中の店舗物件数は、18年同期と比べ41.9%増加した。