ニュース 電子 作成日:2020年6月23日_記事番号:T00090676
かつて台湾積体電路製造(TSMC)で研究開発(R&D)部門を率いていた蒋尚義・元共同営運長(COO・最高執行責任者、74)が、昨年6月に就任した中国の新興半導体メーカー、武漢弘芯半導体製造(HSMC)の最高経営責任者(CEO)職を辞任するとの観測が浮上している。蒋CEOは、同社には解決しなければならない問題があるとのみコメントした。23日付経済日報が報じた。
中国メディアは、新型コロナウイルス感染拡大による世界的な半導体景気への打撃と、米国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)などに対する規制強化により、HSMCは進捗(しんちょく)が当初見込みを下回り、投資資金と設備をまだ全て確保できていないことから、蒋CEOが辞任を望むようになり、当初のファウンドリー事業計画が狂う恐れがあると指摘した。
HSMCは当初、14ナノメートル製造プロセスのロジックIC生産ライン(月産能力3万枚)、7ナノの生産ライン(月産能力3万枚)、ウエハーレベルのパッケージング(封止)ラインの設置を計画していた。
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