ニュース 電子 作成日:2020年6月23日_記事番号:T00090678
パソコン業界では、大手ブランドのHPとデルが最近、サプライヤーに対する発注を大幅に削減したとの観測が浮上しているほか、華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)も第3四半期の販売見通しを慎重視している。台湾のPC関連サプライヤーは例年の需要期である第3四半期に業績が振るわず、第4四半期も不調になると懸念している。23日付電子時報が報じた。
PC関連業者は、PC出荷台数は4~5月をピークに、大幅に落ち込み始めていると指摘した。
HPとデルは法人向けPCの割合が高く、中でもデスクトップPCの発注削減幅は従来予想を上回ったようだ。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受けて企業が設備調達を大幅に減らしているほか、テレワーク(リモートワーク、在宅勤務)の増加によりPC需要が上半期に前倒しされたことが主因とされる。
ASUSは、オンライン学習の増加により、例年第3四半期の新学期シーズンに高まる需要が第2四半期に前倒しされたため、第3四半期の市況は振るわないとの見方を示した。
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