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20年GDP成長予測、1.8%に下方修正=国泰金【表】


ニュース その他分野 作成日:2020年6月23日_記事番号:T00090686

20年GDP成長予測、1.8%に下方修正=国泰金【表】

 国泰金融控股(キャセイ・フィナンシャル・ホールディングス)と台湾大学の産学連携チームは22日、2020年の台湾の域内総生産(GDP)成長率予測値を1.8%へと、前回予測の2%から0.2ポイント下方修正した。欧米での新型コロナウイルス感染症流行が想定より長引いていることなどを考慮したためだ。23日付工商時報が報じた。

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 同チームの分析によると、予測値1.8%のうち、▽民間投資、1ポイント▽政府投資、0.4ポイント▽輸出など外需、0.4ポイント──を占める。政府投資のうち、消費刺激のために発行する振興券「三倍券」は0.1~0.2ポイントを占める。個人消費は、下半期にリベンジ消費(報復性消費、自粛後の反動による消費)が見込めるものの、上半期の落ち込みが大きいため、通年ではほぼゼロと予測した。

 同チームの徐之強主持人は、下半期は内需が経済をけん引すると予測し、投資と個人消費が経済成長のけん引役になると指摘した。