ニュース 電子 作成日:2020年6月24日_記事番号:T00090702
半導体用シリコンウエハー大手、環球晶円(グローバルウェーハズ、GWC)の徐秀蘭董事長は23日、米国での新たな工場設置について問われた際、もし顧客から具体的な言質があり、新工場での生産分を前払いしてもらえるのであれば、検討すると述べた。24日付経済日報が報じた。
GWCは米国に▽テキサス州のエピタキシャルウエハー工場▽ミズーリ州のシリコン・オン・インシュレーター(SOI)工場──の計2工場があり、米国を含む全世界の顧客向けに供給している。徐董事長は、2工場はいずれも特殊製品を生産しているため、もし米国の顧客から12インチシリコンウエハーを受注した場合、現状では日本や韓国から出荷する必要があるが、もし顧客が米国で結晶工場設置を求めるなら、2工場のチームと空きスペースで対応可能と説明した。
GWCは、ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の重要なサプライヤーだ。TSMCは、米アリゾナ州に5ナノメートル製造プロセス新工場を建設すると5月に発表したばかりで、TSMCの劉徳音(マーク・リュウ)董事長は先ごろ、半導体材料のサプライヤーとともに進出したいと語っていた。
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