ニュース 電子 作成日:2020年6月24日_記事番号:T00090706
電子機器受託生産サービス(EMS)最大手、鴻海精密工業の劉揚偉董事長は23日の株主総会で、第3四半期は従来予想より良くなるとの見通しを示した。24日付経済日報が報じた。
劉董事長は、創業者で前董事長の郭台銘(テリー・ゴウ)氏は多忙で来場できなかったと説明した(23日=中央社)
劉董事長は、第1四半期は新型コロナウイルスという特殊な要因の影響を受けたが、同社の経営自体には無関係で、感染拡大で生じた損失はほぼ取り戻せると強調した。
劉董事長はまた、米ウィスコンシン州工場での生産ライン設置は計画通り進んでいると説明。アジア地域での展開については、数カ月以内にインドでの最新の進捗(しんちょく)状況を公表できそうだと明らかにした。
劉董事長はさらに、同社の粗利益率を現在の約6%から2025年に10%まで引き上げる目標に変わりはないと表明した。同社は▽電気自動車(EV)▽デジタルヘルス▽ロボット▽人工知能(AI)▽半導体▽新世代通信──の「3プラス3」発展戦略を掲げており、▽EV▽デジタルヘルス▽ロボット──の分野で市場シェア10%を確保できれば、それだけで4兆台湾元(約14兆5,000億円)の規模が見込めると指摘した。
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