ニュース 商業・サービス 作成日:2020年6月24日_記事番号:T00090714
スーパーマーケット最大手、全聯福利中心(PXマート)の林敏雄董事長は23日、仏カルフール(家楽福)がスーパーマーケットのウエルカム(頂好)の台湾事業買収を表明したことについて、競争なくして進歩はないとして、競争を恐れておらず、自社の競争力に自信があると表明した。24日付工商時報が報じた。
林董事長は、全聯の競争相手である量販店、スーパーマーケット、コンビニエンスストアは外資系企業が多いが、全聯の1店舗当たりの経営効率は海外の最高級スーパーマーケットにも引けをとらないと強調した。
全聯の店舗数は1,000店以上。来店者数は1日当たり約150万人で、うち8~9割は会員だ。昨年開始した自社のモバイル決済サービス「PXペイ」の利用比率は24%に上り、40%まで引き上げる目標だ。また、PXペイの利用可能な場所を全聯店舗以外に広げることも検討している。
この他、全聯はインターネット通信販売サイトで購入した商品を実店舗で受け取れるサービスや、一定金額以上の注文者を対象に店舗から宅配するサービスなどを年内にも開始する予定だ。
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