ニュース 商業・サービス 作成日:2020年6月24日_記事番号:T00090715
経済部統計処の23日発表によると、飲食業の5月売上高は619億台湾元(約2,230億円)で、前月比29%増、前年同月比8.7%減だった。前月比で調査開始以来最大の増加幅だ。統計処は、新型コロナウイルス感染症の流行収束で、購買意欲が高まったと指摘。域内の経済活動はほぼ正常な水準まで回復しており、飲食業売上高は既に底を打ったと分析した。24日付経済日報が報じた。
小売業の5月売上高は3,008億元で、前月比8.3%増、前年同月比5.8%減だった。うち、▽百貨店業、273億元(前月比16.8%増、前年同月比6.3%減)▽生地・服飾品小売業、218億元(前月比32.2%増、前年同月比3.3%減)──が前月比で大幅に増加した。新型コロナウイルス感染症の流行が落ち着き、人出が回復したためだ。また、▽電子ショッピング・通信販売業、204億元(前月比11.3%増、前年同月比22.2%増)▽量販店、185億元(前月比14.1%増、前年同月比14.2%増)▽スーパーマーケット、185億元(前月比1.5%減、前年同月比8.5%増)▽コンビニエンスストア、297億元(前月比9%増、前年同月比7.3%増)──は、それぞれ同月として過去最高を記録した。
卸売業の5月売上高は7,957億元で、前月比3.4%減、前年同月比6.8%減だった。新型コロナウイルス感染症の流行による世界的な需要低下を受け、生地・服飾品卸売業は前年同月比31.3%減と大幅に減少した。
統計処は6月について、新型コロナウイルス感染防止措置の段階的緩和を受け、飲食業売上高は前年同月比0~3%減へと改善すると予測した。第2四半期は前年同期比10.1~11%減、上半期は8.3~8.8%減とみている。
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