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ASUSとエイサー、Q3ノートPC出荷を楽観


ニュース 電子 作成日:2008年7月24日_記事番号:T00009072

ASUSとエイサー、Q3ノートPC出荷を楽観


 米国市場での消費の冷え込みが続く中、域内ノートPC大手、華碩電脳(ASUS)と宏碁(エイサー)は、中国・欧州市場での消費が回復をみせているとして第3四半期の出荷台数について楽観的な見方を示している。24日付工商時報が報じた。

 ASUSは基準となる第2四半期の数値が低いことから、第3四半期の出荷台数は前期比で30%の高成長を遂げると予測。低価格ノート型パソコン(ノートPC)「Eee PC」は50%成長するとしている。

 ASUSの第2四半期の出荷台数は、第1四半期比で5%減の120万~130万台にとどまるとの見通しだ。同社はこれにより、通年の出荷目標を700万台から600万台に下方修正した。しかし第3四半期のハイシーズンを迎えた現在、中国や欧州の流通業者より積極的な発注が寄せられているという。

 ASUS内部では、北京五輪を控えた中国市場でのマーケティング戦略推進により、7月の出荷台数は前月比15%以上の成長を見込んでいるとみられる。

 エイサーも第3四半期は15~20%成長するという予測を立てている。