ニュース 電子 作成日:2020年6月29日_記事番号:T00090737
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)のサプライチェーン関係者によると、IC設計最大手、聯発科技(メディアテック)は第5世代移動通信(5G)対応チップの受注増を受け、TSMCに追加発注を行っている。追加発注量はウエハー投入枚数ベースで月2万枚以上に達し、7ナノ、12ナノメートル製造プロセスが中心だが、5ナノの生産能力を確保するため順番待ちもしているようだ。29日付経済日報が報じた。
メディアテックは米国が中国の華為技術(ファーウェイ・テクノロジーズ)に対する輸出規制を強化したことを受け、中国のスマートフォンメーカーから「天璣(Dimensity)800」「天璣600」など5G対応チップの受注が急増しているようだ。
メディアテックにパッケージング・テスティング(封止・検査)サービスを提供する▽矽品精密工業(SPIL)▽京元電子(KYEC)▽矽格(シガード・マイクロエレクトロニクス)──は、TSMCへの発注拡大に合わせて生産能力を確保するようメディアテックから求められたと明かした。
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