ニュース 電子 作成日:2020年6月29日_記事番号:T00090738
ファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が公表した報告書によると、同社従業員の2019年の年収(退職金などの福利厚生費を除く)中央値は163万台湾元(約590万円)で、前年比5万元増加した。25日付工商時報が報じた。
TSMCが19年に支払った▽給与▽手当▽現金賞与▽慰労金▽退職金などの福利厚生費──の総額は1,099億元で、15年比183億元増加した。従業員1人当たりの平均は214万元で、15年比12万元増加した。同社は昨年4月に台湾で約3~5%、中国で約7~8%、その他の国・地域で約3~5%の賃上げを実施していた。
TSMCの台湾拠点に昨年入社した修士課程修了の新入エンジニアの平均年収は、固定給と月給2カ月分の春節ボーナス(年終奨金)、計17カ月分の現金賞与・慰労金を合わせて計31カ月分に上った。
なお、TSMCの魏哲家総裁の19年報酬は2億9,300万元と、従業員の年収中央値の約180倍に達したようだ。
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