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マイクロンの企業秘密訴訟、台湾籍3人が指名手配


ニュース 電子 作成日:2020年6月29日_記事番号:T00090739

マイクロンの企業秘密訴訟、台湾籍3人が指名手配

 27日付経済日報がブルームバーグの報道を基に伝えたところによると、米司法当局は24日、2018年に米メモリー大手、マイクロン・テクノロジーから企業秘密を盗み出したとして台湾籍3人の逮捕令状を取得した。

 逮捕状が出されたのは中国の国有企業、福建省晋華集成電路(JHICC)元総経理の陳正坤被告、台湾のファウンドリー大手、聯華電子(UMC)元従業員の何建廷被告と王永銘被告。UMCはJHICCとのDRAM生産に関する合弁事業で必要となった技術をマイクロンの社員だった何、王被告に盗み出させたとされる。陳被告と何被告は既に離職し、行方不明となっているが、王被告は現在もUMCに在籍している。

 JHICCとUMCはいずれも無罪を主張している。同様の事件で台中地方法院(地方裁判所)は先ごろ、何、王被告およびUMCのDRAM研究開発(R&D)担当者だった戎楽天被告に有罪判決を言い渡し、UMCは上訴すると表明した。