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中型ピックアップトラック、20年販売台数予測33%増


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年6月29日_記事番号:T00090744

中型ピックアップトラック、20年販売台数予測33%増

 ディーラーによると、今年の中型ピックアップトラックの台湾販売台数予測は前年比33%増の4,200台と、過去最高を更新する見通しだ。アウトドアトレンドの後押しもあり、新型コロナウイルス感染症による影響をあまり受けていない数少ないカテゴリーで、同カテゴリーの販売シェア6割を占めるトヨタ自動車「ハイラックス」の新モデルが7月下旬に発売されることも販売を押し上げそうだ。25日付工商時報が報じた。

/date/2020/06/29/03hilux_2.jpg外観のタフさ、内装の質感をアップグレード。30種類の安全装備を搭載し、エンジンの最高出力は204PSへと27PS向上させた(和泰汽車リリースより)

 年初来の同カテゴリーの販売台数は、6月18日時点で1,857台に達した。昨年7月末に初めて台湾に投入された「ハイラックス」の販売好調が続いており、今年上半期の販売台数のうち1,163台を占めた。

 「ハイラックス」新モデルは既に予約販売を受け付けており、価格は146万台湾元(約530万円)だ。トヨタの台湾総代理店、和泰汽車の劉伝宏トヨタ車輌営業本部長は、新モデル投入により、「ハイラックス」の月間販売数量は200台以上へと前年平均の150台より約3割増加し、今年通年では2,400台以上になるとの見通しを示した。

 一方、福特六和汽車(フォード六和モーター)は5月、輸入中型ピックアップトラック「レンジャー」の新モデルを発表した。追加された仕事用途の「職人モデル」は100万元以下から入手できる。