食品最大手、統一企業（ユニプレジデント・エンタープライゼズ）の羅智先（アレックス・ルオ）董事長は24日、今後少なくとも100億台湾元（約360億円）を投じて台北市と中部、南部、高雄市に物流園区（ロジスティクスパーク）を設置する考えを明らかにした。グループの物流関連の▽統一速達（プレジデント・トランスネット）▽捷盟行銷（リテール・サポート・インターナショナル、ＲＳＩ）▽統昶行銷（ＵＰＣＣ）▽大智通文化行銷（ウィズダム・ディストリビューション・サービス）──などを集約し、効率化を図る。25日付工商時報が報じた。
統一企業傘下の統一超商（プレジデント・チェーンストア）が展開するコンビニエンスストア大手、セブン－イレブンと全家便利商店（台湾ファミリーマート）の競争激化について羅董事長は、それぞれに強みがあり、盛り上がっているのは部外者だけだと述べた（24日＝中央社）
統一企業は先日、物流園区の整備に向け、台南市新市区の樹谷園区の用地２万5,900坪を18億7,600万元で取得すると発表していた。
