中華電信5Gサービス開始、世界最安料金(トップニュース)


ニュース 電子 作成日:2020年6月30日

中華電信5Gサービス開始、世界最安料金(トップニュース)

記事番号:T00090763

 通信キャリア最大手、中華電信はきょう30日、台湾初の第5世代移動通信(5G)サービスを開始した。月額料金599台湾元(約2,200円)からと、世界で最も低い料金水準で高速・低遅延の通信サービスが楽しめる。来年1月3日までに申し込む場合、1,399元から使い放題となる。通信業界は、アップルがスマートフォンiPhoneの5G対応機種を発売するとされる9月にも、5Gスマホへの買い替えが進むと見込む。経済日報電子版などが伝えた。

/date/2020/06/30/005g_2.jpg中華電信の謝董事長(右3)。蔡英文総統(中)は、「米国や日本、韓国に続き、5G時代に入った。重要なマイルストーンだ」と語った(30日=中央社)

 5G料金プランは599~2,699元の8種類で、データ通信量は12~500ギガバイト(GB)。2021年1月3日までの申し込みで、通信量を2倍に増やし、1,399元以上のプランでは使い放題となる早期優待キャンペーンを実施する。

 通信速度は、599~1,199元のプランで最大500メガビット毎秒(Mbps)、1,399元と1,599元では1ギガビット毎秒(Gbps)、1,799元と2,699元で1.5Gbps。

 中華電信の5G基地局は現在2,000局だ。人の集まる繁華街や科学園区、大学や大学院などの高等教育機関約50カ所のほか、台湾高速鉄路(高鉄)、台湾鉄路(台鉄)、都市交通システム(MRT)などの公共交通機関などをカバーしている。謝継茂董事長は、今年末までに基地局設置数を4,000局、3年以内に1万局に拡大すると表明した。

 中華電信は当初、5G周波数帯のうち3.5ギガヘルツ(GHz)帯の90メガヘルツ(MHz)幅と、2,100MHz帯の20MHz幅でサービスを提供する。今後1,800MHz帯と2,600MHz帯で、カバー率を拡大する予定だ。

 中華電信に続き、台湾大哥大(台湾モバイル)は7月1日、遠伝電信(ファーイーストーン・テレコミュニケーションズ)は7月3日に5Gサービスを開始する。中堅の台湾之星電信(台湾スターテレコム)は8月、亜太電信(アジア・パシフィック・テレコム)は第3四半期のスタートを予定している。

5Gスマホ、発売続々

 台湾で現在販売されている5Gスマホは、▽サムスン電子▽LGエレクトロニクス▽ソニー──の3ブランドの5機種だ。今後は、宏達国際電子(HTC)があす7月1日から「HTC U20 5G」の予約受け付けを開始するほか、シャープが2日に発表するとみられている。中国ブランドの維沃移動通信(vivo)、OPPO広東移動通信も計画しているようだ。

 通信業者は、9月とされる5G対応iPhoneの発売後には、消費者の買い替えと5Gサービスへの移行の第1弾のピークが来ると予測した。