ニュース 電子 作成日:2020年6月30日_記事番号:T00090766
早ければ9月に発売されるとみられるアップルのスマートフォン新機種「iPhone12」は、第5世代移動通信(5G)に対応するものの、5Gのミリ波(mmWave)帯とサブ6ギガヘルツ(GHz)帯の両方に対応するのは一部機種にとどまるようだ。30日付蘋果日報などが報じた。
同紙によるとiPhone12とiPhone12マックスはサブ6GHz帯のみに対応する。iPhone12プロとiPhone12プロマックスはミリ波帯にも対応するようだ。
電子時報によると、サプライチェーン関係者が今年のミリ波帯対応iPhoneの出荷台数は1,500万~2,000万台と、従来予測を50%下回るとした。1台当たり2~3個のアンテナ・イン・パッケージ(AiP)モジュールが搭載されるようだ。
アップルがiPhoneに搭載する自社開発のミリ波帯モジュールは、コスト競争力のあるフリップチップ・アンテナ・イン・パッケージ(FC-AiP)を採用するようだ。同モジュールのBT積層板は台湾1社が3~4割を供給し、他に韓国2社が供給するとされる。日月光投資控股(ASEテクノロジー・ホールディング、ASEH)グループがパッケージング(封止)を受託するとされる。パッケージング・テスティング(封止・検査)受託業者(OSAT)での量産は8~9月へとずれ込むようだ。
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