ニュース 電子 作成日:2020年6月30日_記事番号:T00090769
市場調査会社、ICインサイツがこのほど発表したレポートによると、台湾は2024年まで半導体生産能力で世界首位を維持すると予想されている。台湾の半導体業界ではファウンドリー世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)の3ナノ、2ナノメートル製造プロセスへの投資が見込まれるほか、力晶積成電子製造(パワーチップ・セミコンダクター・マニュファクチャリング、PSMC)や半導体メモリー大手の華邦電子(ウィンボンド・エレクトロニクス)などが生産能力の増強を進めている。30日付自由時報が報じた。
ICインサイツの統計によると、国・地域別の19年末時点での半導体月産能力(8インチウエハー換算)は、台湾が前年比2%増の420万8,000枚で、世界市場シェアの21.6%で首位だった。2位以下は▽韓国、20.9%▽日本、16%▽中国、13.9%▽北米、12.8%▽欧州、5.8%──と続いた。
台湾は15年に韓国を抜いて以来5年間、世界首位の地位を維持している。一方、中国の月産能力は前年比14.7%増と大幅な成長を見せており、20年には日本、22年には韓国を抜いて2位に上昇すると予測した。
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