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台北市松山区の公有地、全球人寿が落札


ニュース 建設 作成日:2020年6月30日_記事番号:T00090773

台北市松山区の公有地、全球人寿が落札

 財政部国有財産署(国産署)が29日に実施した公有地の地上権売却入札で、生命保険会社の全球人寿保険(トランスグローブ・ライフ・インシュアランス、TGL)が台北市松山区民生段に位置する土地「国泰営区」(敷地面積2,982坪)の地上権を97億8,000万台湾元(約356億円)で落札した。1坪当たり327万9,600元と、松山区における地上権落札額の過去最高を更新した。全球人寿は同地にグループの本部ビルを建設する計画だ。30日付工商時報が報じた。

 国泰営区の地上権については2015年にも入札が実施されたが、流札に終わった。国産署は、今回は容積率が200%から400%に引き上げられ、土地の使用区分も住宅用地から商業用地に変更されたことで、入札意欲が高まったと分析した。

 一方、台北市南港区で国揚実業が主導して進める「大南港」開発計画の用地に隣接する公有地(敷地面積537坪)の地上権は、麗宝建設が7億8,900万元で落札した。オフィスビルを建設予定だ。