ニュース 商業・サービス 作成日:2020年7月1日_記事番号:T00090799
旅行会社最大手の雄獅旅行社(ライオン・トラベル・サービス)は30日、裴信祐総経理を含む上層部6人が同日付で退職したと発表した。6人はいずれも自主退職。総経理の職務は王文傑董事長が兼任するが、その他の一部役職は補充しない。1日付経済日報が報じた。
同社はこれまで人員削減は行っておらず、退職者数は未公表。
同社売上高は9割以上が海外旅行関連だ。新型コロナウイルス感染症の流行を受けて5月の連結売上高は前年同月比97.7%減の6,382万1,000台湾元(約2億3,000万円)となり、過去最低を更新した。
新型コロナウイルスの感染拡大後、同社は2019年の役員報酬の取り消しを決定、3月より▽副総経理クラス以上の給与の50%削減▽協理クラスの給与の30%削減──を実施していた。4月には無担保転換社債(CB)型新株予約権付社債を発行して7億元の資金を調達することを決め、域内旅行の売上高倍増を目標に掲げるなど事業転換を進めている。
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