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三倍券の予約販売開始、2時間で45万人が手続き


ニュース その他分野 作成日:2020年7月1日_記事番号:T00090801

三倍券の予約販売開始、2時間で45万人が手続き

 経済振興策として台湾人と外国籍配偶者を対象に政府が発行する個人負担額1,000台湾元(約3,700円)の3倍の消費が可能な振興券「三倍券」は、今日1日午前9時にインターネットやコンビニエンスストアの端末での予約販売が始まった。行政院によると、午前11時までの2時間で45万7,000人が手続きを済ませた。中央社電などが伝えた。

/date/2020/07/01/16coupon_2.jpg公式サイトは一時ダウンするほどアクセスが殺到した(1日=中央社)

 このうち、22万6,000人が実物の三倍券の予約販売を申し込んだ。23万1,000人は、電子版の三倍券が利用できる▽クレジットカード▽モバイル決済▽電子マネー──とのひも付けを済ませた。実物の券の予約販売第1弾は7日まで受け付け、利用開始日の15日以降31日までに指定した店舗で受け取る。

 予約販売で訪れた消費者のついで買い商機獲得のため、コンビニ最大手のセブン-イレブンは、三倍券を店舗で予約し、指定の決済方法で決済した場合、最大150元分のショッピングクーポンなどを贈呈するキャンペーンを実施している。全家便利商店(台湾ファミリーマート)は、自社のモバイル決済サービス「マイファミペイ(My FamiPay)」での三倍券の決済で50元分のショッピングクーポンを贈呈している。

 この他、政府は電子決済での利用を促すため、睿能創意(Gogoro台湾)の電動バイク計25台が抽選で当たるキャンペーンを実施予定だ。