ニュース 政治 作成日:2020年7月1日_記事番号:T00090805
7月15日に予定される台湾軍の定例軍事演習「漢光演習」で、13年ぶりに潜水艦による魚雷の実弾射撃が実施される。潜水艦や航空母艦の戦力増強を続ける中国をけん制することが目的だ。1日付蘋果日報が報じた。
今回の演習では、離島の蘭嶼周辺海域で海龍級潜水艦によりドイツ製の魚雷「SUT」が発射される予定だ。既に退役したノックス級フリゲート「海陽」が標的艦となる。SUTは2発で空母を沈没させる威力を持つとされる。
軍関係者によると、台湾海軍が保有する魚雷の数は少なく、さらに国際情勢から外部より調達することもできないため、これまでは実弾に代えて訓練用の魚雷などを使用してきた。
なお台湾周辺海域で中国の空母が活動を活発化させる中、米国政府は今年5月、最大速力でSUTを60%上回り、射程も25%長い大型誘導魚雷「Mk-48 Mod 6」を売却すると発表。今年末に台湾へ到着する見通しとなっている。
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