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6月新車販売23%増、域内旅行向け需要【表】


ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年7月2日_記事番号:T00090816

6月新車販売23%増、域内旅行向け需要【表】

 6月の自動車の新車登録台数は4万1,386台で、前月比23.4%増加、前年同月比8.2%増加した。トヨタ自動車の台湾総代理店、和泰汽車の蘇純興総経理は、新型コロナウイルス感染拡大の影響で今年は海外旅行ができないとみられる中、消費者が余った予算を新車購入に充て、域内旅行の交通手段にしたと分析した。端午節連休(6月25~28日)や夏休みの域内旅行に向け、新車購入意欲が高まった。2日付経済日報などが報じた。

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 首位の和泰汽車は前月比29.7%増、前年同月比19.7%増の1万4,426台で、同月の過去最高だった。市場シェアは34.9%で、前月比1.7ポイント増加した。輸入スポーツ用多目的車(SUV)「RAV4」の登録台数は3,891台で、今年1月に次ぐ高水準だった。高級車レクサスブランドの登録台数は2,451台で、同月の過去最高だった。2カ月連続で台湾高級車市場でシェア首位だった。

 2位は中華汽車工業(チャイナ・モーター、CMC)の4,562台(前年同月比2.2%増、シェア11%)だった。3位に浮上した台湾本田(ホンダ台湾)は3,214台(0.2%増、シェア7.8%)、4位に後退した裕隆日産汽車は3,138台(3.5%増、シェア7.6%)、5位の台湾賓士(メルセデス・ベンツ台湾)は2,320台(4.7%減、シェア5.6%)だった。

 和泰汽車は、7月の市場全体の新車登録台数は4万3,000~4万4,000台と引き続き増加すると予測した。

輸入車シェア48%

 輸入車の6月新車登録台数は2万161台で、前月比21.2%増、前年同月比17.4%増だった。シェアは48.7%で、5月の49.6%から0.9ポイント低下した。