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医療用マスク材料、敏成が生産ライン増設


ニュース 医薬 作成日:2020年7月2日_記事番号:T00090827

医療用マスク材料、敏成が生産ライン増設

 医療用マスクの材料、メルトブロー式不織布の最大手、敏成(マイトレックス・ヘルス・テクノロジーズ)は1日、桃園市で増設したメルトブロー式不織布の生産ラインを稼働した。投資額は4,500万台湾元(約1億6,400万円)。2日付自由時報が報じた。

/date/2020/07/02/09mask_2.jpg新生産ライン稼働式典には王美花経済部長、鄭文燦桃園市長らも出席した(1日=中央社)

 古思明董事長は、新生産ラインは▽政鈺機械(GMAマシナリー・エンタープライズ)▽鼎峰自動化(リーダー・エクストルージョン・マシナリー)──と提携した完全な台湾製(メード・イン・台湾、MIT)だと述べた。これまでは設備も部品も輸入に依存しており、納期が長く価格が高かったと説明した。

 同社のメルトブロー式不織布の生産ラインは合計5本となり、日産能力は7トンから9トンに拡大した。さらに2本の生産ラインを追加し、7月中旬から稼働する計画だ。

 今後、欧米や東南アジアの顧客と技術提携し、現地に生産ラインを設置する計画だ。