ニュース 自動車・二輪車 作成日:2020年7月3日_記事番号:T00090842
6月のバイク新車登録台数は前月比16.8%増、前年同月比17.3%増の8万837台で、今年最高となった。ガソリンバイクが好調で、全体の9割以上と2年前の水準まで回復した。3日付工商時報などが報じた。
首位の光陽工業(KYMCO、キムコ)は2万7,502台で前年同月比25.6%増加した。市場シェアは34%だった。販促キャンペーンで「FAMOUS新名流125」など3モデルの購入で電気フライヤー7,000個以上を贈呈し、在庫がなくなるほどだった。
2位は三陽工業(SYM)の2万3,137台で前年同月比63.8%増と大幅に増加した。シェアは28.6%だった。第7期排ガス規制基準適合バイクのラインアップ充実で好調だった。
3位の台湾山葉機車工業(ヤマハモーター台湾、YMT)は1万7,279台で前年同月比9.1%増、シェア21.4%だった。第7期排ガス規制基準適合の「勁豪125」発売が貢献した。
電動バイク最大手、睿能創意(Gogoro台湾)は5,957台で、前月比13.6%増ながら、前年同月比48.82%減だった。市場シェアは7.4%だった。
電動バイク全体の新車登録台数は7,331台で前年同月比38.9%減、市場シェアは9.1%に前年同月の17.4%から下落した。政府の購入補助金減額が原因だ。
通年予測、5%増
上半期の新車登録台数は40万3,182台で前年同期比2%増とプラス成長に転換した。うち電動バイクは4万2,233台で26.3%減だった。
キムコは、市場全体の通年のバイク新車登録台数は93万台で、前年比5%増と予測した。来年の補助金減額を前に、駆け込み需要で第4四半期に30万台売れると見込む。
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