ニュース その他製造 作成日:2020年7月3日_記事番号:T00090844
台湾経済研究院(台経院、TIER)が2日発表した5月の製造業景気信号指数(速報値)は前月修正値から0.33ポイント上昇の10.12ポイントで、製造業景気信号は3カ月連続の「青(後退)」だった。台経院景気予測センターは、「黄青(後退傾向)」の下限10.5ポイントに近づいており、製造業景気が徐々に好転していると分析した。3日付工商時報が報じた。
電子部品業の景気信号は「緑(安定)」を維持した。新型コロナウイルス感染症の流行を受けた巣ごもり商機や第5世代移動通信(5G)などのハイテク向けの需要が強かった。
各産業別の景気信号が製造業生産額全体に占める割合は▽青、67%(前月比0.31ポイント増)▽黄青、17.61%(8.88ポイント減)▽緑、15.39%(8.57ポイント増)──で、「黄赤(過熱傾向)」と「赤(過熱)」の産業はなかった。
製造業景気信号指数を構成する5項目は、▽経営環境(前月比1.01ポイント上昇)▽コスト(0.06ポイント上昇)──の2項目が上昇した。一方、▽販売価格(前月比0.4ポイント下落)▽原材料投入(0.2ポイント下落)▽需要(0.14ポイント下落)──の3項目は下落した。
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