ニュース 運輸 作成日:2020年7月3日_記事番号:T00090848
航空大手の長栄航空(エバー航空)は2日、ボーイング社から年内の引き渡しを予定していた787型旅客機3機について、導入時期の先送りを求めて交渉を進めていると明らかにした。新型コロナウイルス感染症流行を受けての対応だ。3日付経済日報が報じた。
今年は787型旅客機5機の引き渡しを予定していた。うち2機は既に引き渡しが完了している。
エバー航空は5月の旅客便運休率が94%に上った。現在は旅客便の運航再開などに備えて約500億台湾元(約1,820億円)の資金を確保してある。
エバー航空の孫嘉明総経理は、就航を延期していたミラノとプーケットでは隔離措置が解除されており、2~6カ月以内に就航できる見通しと明らかにした。また、グアム、パラオへの就航も申請済みだ。
一方、貨物便の需要は依然強く、同社は今後も新たな貨物機の導入や旅客機を貨物便に転用することを検討する方針だ。
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