ニュース 社会 作成日:2020年7月3日_記事番号:T00090856
台北市で6月末、同月の気温としては観測史上最高となる38.9度を記録するなど猛暑が続く中、全土の博物館や水族館では今夏、暑さが深刻な日中を避ける夜間イベントを相次いで実施する。
リアルな動物の剝製に囲まれ、涼しく眠れそうだ(奇美博物館リリースより)
台南市の奇美博物館では8月1日、7日、15日の3回、午後4時30分から翌日午前9時にかけて館内を探索したり、指定エリア内の好きな場所で眠ったりすることができる特別イベントを実施する。
対象は18歳以上限定で定員は1回48人。探索ゲームでは依頼を受けたトレジャーハンターに扮(ふん)し、館内に残された手がかりを基に名画に関する秘密を探る。また今回、初めて博物館屋上の庭園が開放され、周辺の公園や台南市街地の夜景を楽しむことができる。
宿泊は、ローマ時代の騎士などが展示された兵器ホール、ホッキョクグマやアフリカゾウなど多くの生き物の像がずらりと並ぶ動物ホール、『考える人』をはじめオーギュスト・ロダンの作品を展示したロダンホールのいずれかを選び、好きな場所で寝袋に入って一夜を過ごすことができる。
料金は1人3,000台湾元(約1万1,000円)。8月1日、15日分は既に売り切れ、きょう3日午後8時より、追加開催の8月7日分を発売する。
また花蓮県の海洋テーマパーク、遠雄海洋公園(ファーグローリー・オーシャンパーク)でも、エイ、サメなどさまざまな魚が泳ぐ大型水槽や熱帯魚やサンゴ、アシカなどを展示する個別の水槽の前など好きな生き物と一緒に眠ることができるイベントを今月11日から8月30日まで毎日実施する。定員は60人。
料金は▽2日間の入場料▽夕食・朝食▽専門家によるガイド▽バックヤードツアー▽DIY活動▽動物との記念撮影やふれ合い──が含まれ、1人2,899元(7歳以上)など、これにイルカとのふれ合いが加わるプランが3,999元など。
出掛ける気もうせる日中を避けた夜間イベントを活用し、今年の夏を楽しんでみてはいかがだろう。
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