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李方酒店管理集団、台北・高雄のホテル売却へ


ニュース 商業・サービス 作成日:2020年7月6日_記事番号:T00090873

李方酒店管理集団、台北・高雄のホテル売却へ

 皇家季節酒店(ロイヤルシーズンズホテル)や頭等艙飯店(エアラインイン)を展開する李方酒店管理集団は、台北市大同区の皇家季節酒店・南西館と高雄市三民区の頭等艙飯店・高雄駅前館を、オークション方式により売却する。最低落札価格は、南西館が11億8,000万台湾元(約43億2,000万円)、高雄駅前館が5億元、9月16日に落札者を決定する予定だ。5日付自由時報などが報じた。

 李方集団は、新型コロナウイルスの影響を受け、3月に予定していた台湾鉄路(台鉄)台中駅前の五つ星観光ホテル「台中李方艾美酒店(ルメリディアン台中)」の開業を延期、従業員の9割を解雇した。同ホテルの将来的な開業に向けた資金を確保するため、既存ホテル2棟の売却を決めたとされる。

 商用(事業用)不動産仲介業者によると、ホテル業界は新型コロナウイルスによる打撃が深刻で、全土で50棟以上の物件が売りに出されており、中には売り出し価格50億~60億元の有名ホテルも含まれているという。